インドの秘境!レー・ラダックでマラソン大会に出場してきた

インド国内旅行

レーはインド北部、ラダック連邦直轄領の最大の中心都市であり標高3,650mに位置します。

山々に囲まれたその景色はまさに秘境です。

今回私はそんなラダックで開催されたラダックマラソンに参加するため行ってきました。

ラダックマラソンは今年が10回目の開催とのことです。

ラダックマラソンHP

レースは以下の6種目ありました。

  • 5㎞のFun Ran
  • 11.2㎞の部
  • ハーフマラソン(21.0975km)
  • フルマラソン(42.195㎞)
  • 72㎞トレイルラン
  • 120㎞ウルトラマラソン

今回私はハーフマラソンに挑戦しました。

ハーフマラソンのコース

 

 

マップを見てもなんのこっちゃですが、NDS Memorial Stadiumを出発してレーの街を上ラダック方面へ向かい折り返して帰ってくるという感じです。

↓高低差は結構あります。

最高1142ft(3396m)最低10568ft(3221m)

ゴール前5㎞ほどがずっと登り坂で高所の影響なのか登り坂のせいなのかわかりませんがかなりしんどかったです。

高地順応

標高3000メートル越え地点でのマラソン大会なので高地順応をしっかりとることが重要です。

高山病予防の薬「ダイアモックス」

インドのファーマシーでは処方箋無しで購入できます。1シート57ルピー(約100円)でした。

Diamox Tablet, Pfizer Ltd, Prescription

高山病予防には、高地に到着する前日の朝から到着3日後までの4日間、朝晩の2回、各1/2錠(=125mg)を服用するのが標準です。詳しくはこちらのサイトが分かりやすかったのでご参照ください。

レースの前の高地順応

今回私は9月10日のレースのために3日前の9月7日に現地入りしました。短くても2日前には現地入りして高地順応する方が良いと思います。

また、アルコールは基本的には控えた方が良いでしょう。

レース本番

ハーフマラソンは午前6:30スタート、足切りタイムは3時間45分。

スタート地点

こんな絶景を見ながら走れます。

10㎞地点くらいまでは緩やかな下り坂だったこともあり、絶景を眺めながらでテンション上がりまくってました。

隣を走っていた見知らぬおじさんに「I’m happy!!!!!」とか話しかけてました(笑)

後半は登り坂が増え、高所だからということもあってかペースを保つことができず失速。歩いたり走ったりしていました。

写真じゃ分かりにくいですが登り坂が続いています。

 沿道の応援に励まされながらゴールを目指します。

ゴール前、あと300mの地点、気力では走ることができず、本当に苦しくて歩いていたら見知らぬ美女が手を引いて走ってくれました。

惚れてまうやろ。

そしてなんとかゴール!フィニッシャーは全員メダルが貰えます。

↓レース結果

タイムは2時間46分とぼろぼろですが、完走が目標だったので目標達成です。

高山病について

私は自分で感じる高山病や高所での症状はほとんどありませんでした。

「高所だから息苦しいかも」と思った場面もありましたが、高所じゃなくても苦しかったかもしれないのでよく分からなかったです。

 

ただ、同行者の何名かはマラソンの途中で頭痛や嘔吐の症状に見舞われ、棄権した人もいました。

私よりも経験もトレーニングも積んでいる方々だったので、誰がいつ高山病になるかは分からないものなのかもしれないと思いました。

マラソンの達成感

普通にマラソンを走るだけでもその達成感は素晴らしいものですが、今回のラダックマラソンはその達成感がより強かったです。

景色のすばらしさ、沿道の応援のあたたかさ、高所でのマラソンを走りきたっという満足感

本当に最高でした!!!

 

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